最近は外見では年齢があんまりわかりませんよね。みんなキレイで若いですもの。芸能人なんて、そりゃお手入れが一般人とは全く違うとは思うけど、50代、60代、70代になったって、美しい女優さんが沢山います。でも、一般の人だって、昔に比べたら、絶対に外見は若いと思います。60代の女性は、とても「おばあさん」には見えないことが多いんですもの。「おばあさん」って言われたら、少なくとも80歳以上の人を思い浮かべるかも。けど、実際には80歳でも綺麗な人はいますしね。
でも、小説を読んだときに、自分の中で出来上がるイメージって勝手なもので、完全に自分が受けた印象のみです。読者によっても異なるでしょうしね。けど、先日の小説は、私が間違ってたんだって驚きました。ある男性が登場するんですけど、私の頭の中には太った年配の男性のイメージだったんです。ケンタッキーフライドチキンのおじいさんのような感じです。でも、小説を読み進めていくと、どうももっともっと若い男性のようなんです。あまりにも意外すぎて、信じられないといった気持ちでした。だって、30歳って書いてあったんです。「うそでしょ!?」と思わず口に出ました。そんなに若かったなんて。どうして、私には年配の男性だって思えたんでしょうか。ゆったりとした話し方のせいかもしれません。話し方と言ったところで、本当は文字だけなんだから、それさえも自分の頭の中のイメージなんですけどね。でも、それがわかってからも、なかなかイメージを変えられない現実があるんですよね。