音楽を聴きながら小説を読むのって楽しいですよね。例えば私の場合はその小説のジャンルに合わせて音楽を聞くことをしています。恋愛小説を読んでいるときは恋愛ソングをかけながら小説を読むことにしています。その方が心に響くメッセージも大きくなると感じています。ほかにもサスペンスの時は洋楽で雰囲気を出してみたり、日常系の小説を読んだりするときは自然音をBGMにしていることもあります。音楽は小説の世界を格段に広げてくれるのです。
最近はホラー小説にはまっていて、良くホラーっぽい音楽を聴きながら小説を読むことがあります。それは見事に効果覿面で、読みながらふるえて来たり変な汗が出てきたりすることがあります。もちろんそこまで身体を追い込まなくてもよいのですが、それほど雰囲気がでているときの方が小説を楽しめている自分がいるのです。
小説を読むのにもう少し充実させた時間にしたいという方は、音楽を聴きながら読むことをお勧めします。まったく無音の状態で小説を読むと逆に集中できないこともあるので、少し耳に入る程度の音量でも良いと思います。小説を読むことにマンネリ化している方は一度試してみると良いと思います。きっと新しい小説の世界が開けてくると思います。
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漠然とした孤独への対処法
今日初めて、インターネットで映画のチケットを予約しました。便利な世の中になったものです。先日、会社の同僚と話したんですよ。「今は銀行振り込みもネットでできるし、仕事だって職種によってはネットさえあればできるし、家から出なくても生きていけるかもね。病院とかだけじゃない?外出しなくちゃいけないの」って。本当にそうかもしれませんね。でもそれだとさみしいでしょうね。人は、孤独に耐えられない生き物だと聞きます。昔、無音で、ベッドしかない個室でずっと横になっていた場合、人はどうなるのかという実験があったそうです。それによると何日後かは忘れてしまったけれど、人は正気を失うらしいですね。まったくの独りに、人は耐えられない。そういうことでしょう。確かに一人きり部屋で本を読んでいても、車の走る音や井戸端会議の声が聞こえます。そう考えると、私たちは一人でいても独りじゃないのかもしれません。ときどき、ふとさみしくなることがあります。自分は独りだと、漠然とした不安に襲われるそんなとき、今日気づいたことを思い出せればと思います。生活音の聞こえる部屋の周りには誰かがいて、パソコンを立ち上げれば遠方の友人と繋がることができるということ。自分は不幸じゃないと、なんとなく思いました。
おむすびの利点
職場へは、毎日母手製のおむすびをふたつ持って行きます。中身はひとつが梅干し、もうひとつが別の物です。それは昆布のこともあるし、おかかのこともあります。いつも、今日はなんだろうと思いながら食べるのですが、今日は食べる前にわかりました。外側に、鮭がついていたんです。そうか、今日は鮭かと納得し、がぶりと食いついた一瞬のち。私の頭には、疑問符が浮かびました。中は鮭だと確信していたのに、味が酸っぱいんです。なんだこれ?と自分の食べた残りを見れば……赤くて大きな梅干しが入っていました。おそらく、握るときに外側に鮭がついてしまったんでしょうね。とんだフェイントでした。おむすびはお弁当のときだけではなく、自宅でもよく食べます。お昼に自分しかいない時など、他におかずがいらなくて簡単だし、なにより片手で食べられますからね。読書しながら昼食、なんてことができるんですよ。行儀は悪いですけど、一人きりなら怒る人もいないので平気です。ちなみにパンも片手で食べられますが、結構くずが落ちますからね、おむすびのほうが勝手がいいのです。さて、明日も仕事です。梅干しのほか、もうひとつのおむすびの中身はなんでしょうか。私の希望はおかかです。
専業主婦の苦労と功績
母は普段家にいて、私が帰る時間には大抵ドラマを見ています。夕方再放送しているドラマです。でも今日は珍しくお友達と買い物に出かけました。まあたまにはね、息抜きをしないと。いくら子供(私のことです)はもう大人になっているとはいえ、専業主婦である母は24時間365日稼働中ですからね。ということで、帰宅したら母はおらず。たぶん久々に出歩いて疲れているだろうからと、まず洗濯物を取り入れて、お弁当箱を洗って、お風呂を洗って、テレビを見ながら洗濯物を畳みました。まあ主婦に比べたら大した労働ではありません。しかし仕事の後なので、座っている間腰が痛くて痛くて。母も持病がありあちこち調子が悪いのですが、それでもこれを毎日やっているのか、と、尊敬……とまではいかないけど、ああすごいなって思いました。しかも何十年も、ですよ?専業主婦は感謝されない仕事をしています。毎日の食事も洗濯も掃除も母がしますけど、ありがとうなんて言いませんもん。たまには言わなくちゃいけませんね。孝行したいときに親はなし、ではさみしいので、ちょっとずつ孝行していかなくちゃ。あー、でも今日は無理。痛む腰は外してお湯につけておけたらいいのに。そうしたら翌日はきっと、まっすぐに立てると思うんだけどなあ。
新聞の四コマ漫画は別格です
新聞の朝刊と夕刊にのっている四コマ漫画が好きです。毎日ちょっと笑える感じで、たいした事件があるわけではないけれど、気持ちがほっこりするからです。私のうちでとっている新聞では朝と夜は違う作家さんがかかれていますが、どちらも面白くて、時々は声を出して笑ってしまいます。子供の頃は新聞の記事は読まずに、四コマ漫画だけ読んでいました。今も時間がないとそうです。本当は記事をじっくり読まなければいけないことはわかっているんですが、朝ってほんっとに時間がないじゃないですか。それでも普段はさらっと全ページに目を通して、興味のある記事は読みますよ。でも寝坊なんてするとね、ああもう漫画だけでいいや!ってなっちゃいます。仕事から帰ったらほかも読もうなんて思うときもありますが、帰ったら帰ったで今度は夕刊がありますし……そうなると、朝刊は読みませんよね。ということで、私は新聞の中では四コマ漫画最優先なのです。でも、私たちのとこの新聞の漫画、面白くてよかったなあと思います。以前頼まれて違う新聞をとっていたことがあるんですが、その漫画は教訓のようでした。やっぱり漫画は楽しくあってほしいです。ということで、私は明日の朝刊の漫画も楽しみにしています。
小さな幸せでいい気分に
何もやる気が起きない時や、明日の仕事のことを考えると憂うつになったりすることってありますよね。そのままでは気分が落ち込んで、仕事にも集中できなかったり、嫌な気分で時間を過ごすことになります。それも嫌ですね。同じ時間を過ごすのなら、嫌な気分で過ごすよりも、楽しい気分で過ごしたいもの。気分が落ち込みそうになった時には、気分を変えることが大事ですね。
例えば、楽しくなる本を読むとか。幸せな気分になれる本や、おいしいケーキやデザートがたくさん載っているお店を特集している雑誌を見るとか、または楽しそうな観光スポットを調べるのもいいですね。次の休日に出かける場所を探していると、いつの間にか嫌な気分も飛んでしまいます。次の休日が楽しみになって、少々大変な仕事やつらい仕事も平気でこなすことができますね。
または、今晩の夕ご飯について考えてみるのも、ちょっとした気分転換になります。何を作ろうかな?と考えるのもいいですし、外に食べに行くことを考えると、ワクワクしてきます。おいしいお料理とおいしいお酒が待っている、と思うとやらなければならない目の前の仕事も進みます。気分が滅入りそうな時は、そんな小さな幸せを考えると、ちょっといい気分になることができますよね。
黒糖の魅力を知って黒糖ファンに
ダイエットを気にする私と父親のために、コーヒーや紅茶に入れる砂糖を黒糖に変えてみました。黒糖というものの存在は知っていましたが、今までそれを使おうと考えたことはありませんでした。しかし黒糖は健康にもよい、ということを雑誌で読んで知ってから興味がわいてきたのです。
そうはいっても黒糖のカロリーは普通の砂糖とそれほど変わりはありません。どちらかというと、黒糖の方が少し低カロリー、というくらいのもの。黒糖の魅力はミネラルとビタミンがたっぷり入っているということです。ビタミンやミネラルだけではなく、カリウムやタンパク質、カルシウムも豊富に入っています。これは砂糖よりも黒糖を使った方がいい、と思うようになりました。さらに、黒糖にはビフィズス菌を増やす働きや、血糖値の急上昇を防ぐ働きがあると言われています。これほどいろいろな働きがあるなんて知りませんでした。
さとうきび100%の黒糖は甘味もあり、おいしいです。コーヒーや紅茶に入れて飲んでいますが、コクがあってさらにおいしいですね。ただ、黒糖の減りが早いのでなぜだろうと思っていたら、父親が飴のように舐めていたのです。甘くておいしいので、気持ちは分かりますが、それではダイエットにならないですけどね。
電子書籍読書をしながらご飯
本来とても行儀が悪いことだと思うのですが、電子書籍を読みながら食事をするのが好きです。電子書籍なので、タブレット端末を立てておけば読めます。そしてページをめくるのもワンタッチ。とても便利です。あまり見た目が、というより行儀がよろしくないので、一人で食事をする時限定ですがそんな時の食事はとてもおいしいです。テレビを見るのもいいですが、小説を読みながらの食事もいいものです。音は静かで、なにもない。その中でご飯の香りを嗅いで食べながら、小説の世界に潜り込み、黙々と食事をする。それがこんなに楽しいことだとは思いませんでした。電子書籍を選ぶ理由は、簡単です。紙の書籍ですと、手で抑えておかないとページがめくれてしまいます。そして本が閉じてしまうのでなかなか没頭ができないのですよね。しかし電子書籍は開いたら開きっぱなしです。たまらないです。その開きっぱなしというのが食事をしているとなかなか実現しないのでいいのです。しかも電子書籍はタブレット端末なので立てることが可能です。開きっぱなしで立てることが出来るというのは、読書をするにあたりとても重要なことなのです。本当に素敵なツールだと私は思っています。ただやはり、人前では出来ませんけどね。しかし電子書籍をがこんなにいいものだとは思いませんでした。すごく素敵なので、みなさんもぜひ一度お一人で食事をする時にはやってみてください。
小説を束縛したいのか
久しぶりに読み返した小説がありました。その小説は好きで好きで以前はよく読み返していました。一時期は一言一句間違えずに空で話せていたくらいです。冒頭部分は特に好きでとてもよく読んでいましたね。冒頭部分の言葉が私の好みにぴったりとハマったのです。それまでわからなかったことが鮮明になったというような、そんな気持ちでした。それなので、読んだその場だけではなくずっと心に残っていたのですよね。心に残って、ずっとその小説が支えでした。その頃読み出していた小説や雑誌が、私の気持ちを代弁してくれているような気持ちになっていたのです。だからその小説を好きだと言い続けました。人に貸して、と言われても貸さないくらいに大切にしていました。ずっと手元に置いておきたかったのです。前ほどその小説を読むことはなくなり、今では少し読む程度です。他の小説も大切にしていますが、その小説は特別、といった感じですね。もっと余裕があれば本屋で買って様々な人に配って回りたいくらいです。あくまで自分の手元にはその小説を置いておきたい。小説を読んで世界が変わるということがあるんだな…と思ったものです。そんな小説を久しぶりに読んだものですから、涙が止まりませんでした。そして、ラストになって涙が止まりました。小説を読むことで泣いて、小説を読むことで泣き止んで、なんだか気持ちがスッキリした読書でした。
言わない、言えない
ある小説を読んで、ヒロインと私の悩みが同じだったことがありました。ポロリとヒロインがその悩みを主人公に打ち明け、ごまかすという場面があったのです。その時主人公は「それが君の魅力なんだ」と感じるのですが、ヒロインが悩みをごまかしたためにそれにのるのですよね。そして会話は日常会話に戻ります。この場面が非常に私は切なかったです。ヒロインの悩みが私と同じ、というのもおこがましいかもしれません。しかし考えていたことがちょうど小説の文章になって現れたような感覚でした。だから主人公にはヒロインがごまかしても本音の部分を言ってほしかったものです。しかし、私自身はその主人公の「それが君の魅力なんだ」という本音をわかっている。不思議な感覚でした。どうしてこんな風に共感してしまったのかはわかりません。ヒロインと私では立場も境遇も違います。しかし悩みは同じだと思ってしまいました。そして主人公がそれを気にしていないことを伝えなかったのを悲しく思ってしまう。それが小説における主人公の優しさでした。何度もその場面を読み返すうち、私はなんだかホッとした気持ちになっていきました。悲しい小説ではあったものの、主人公と同じようなことを私の周囲も思っていてくれたらいいな、と思ったのです。そう思えたのは、小説のおかげでした。