少し前に、話題になっていたゴジラ映画の最新作「ゴジラマイナスワン」を観たときの感想です。(ネタバレなしです)
ゴジラといえば、観たことはないけど巨大な怪獣が暴れ回って、街を破壊するやつでしょくらいの知識でした。なんとなく子供がソフビ人形で遊んでるイメージがあったので、子供向けなのかなと。
そんな感じであまり期待せずに観たのですが……想像以上にすごい映画で驚きました。
あまりストーリー性とかないのかなって思ってたんですが、戦後の日本を舞台に未曾有の危機に面する人たちの熱い戦いが描かれていて思わず涙ぐんでしまいました。
すでに戦後でボロボロになっている日本に、ゴジラという脅威が突如現れ、追い打ちをかけるように日本を壊滅しようとしてきます。
せっかく立ち直って、これからというところを無慈悲にめちゃくちゃにしてきます。
けど、諦めることなくできる力と知識を使ってどうにか乗り越える…なんだかより日本が好きになりました。
また家族とか絆とかもしっかり描かれていてとてもよかっです。
さらに、映像が本当にすごい!本当に恐怖を感じるほどの臨場感というか、ぜひその目で見てほしいほどすごかったです。
ゴジラマイナスワンはより深掘りした小説が発売されているとのことなので、そちらも合わせて買ってみようと思います。
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神の居る月、居ない月
10月、というと日本では現在、どうしてもハロウィーンの方が目立ってしまうかと思います。外から来たお祭りの方が大々的に楽しまれているなんて日本らしいというか、逆に日本でしかないのかもしれません(笑)
じゃぁ10月の日本の伝統はあるのか、と調べたところ、ハロウィーンのように日本全体でお祝いできるようなお祭りやイベントはなさそうでした。
しかし旧暦の10月なので現在では11月の行事なのですが、出雲では神在月(かみありづき)に伴い「神迎神事・神迎祭(かみむかえしんじ・かみむかえさい)」というものが行われるようです。ちなみにお祭りや観光イベントではないために一般人の参加はできません。
一般的に10月の異称は神様が出雲に一斉に会し、それ以外の土地で神様がお留守になってしまうこと「神無月(かんなづき/かみなしづき)」と呼ばれますが、出雲で逆に、神在月と呼びます。
……というのは有名な話かもしれませんね。
出雲ではそんな神様をお迎えするためのお祭りと、各地方にお見送りするための「神等去出祭(からさでさい)」というのがあるそうです。
異称の話は知っていましたが、迎える行事だけではなく、お見送りもあるのは初めて知りましたね。日本の伝統とは言えど、知らないことが多いので、こうして調べることの大事さを思い知ります。
それにしても、一般の参加がなく、しかも現在の暦では11月の行事、ということで、本当に10月の目立ったイベントはハロウィーンくらいしかないのだな、と思いました(笑)
クリームソーダ
突然ですが、みなさんはクリームソーダお好きですか?
わたしは、子供の頃は大好きでしたが、気づけば全然飲まなくなっていました。
嫌いというわけではないんですが、最近のカフェだとクリームソーダよりコーヒーフロートとかのほうが見かけるというか…そこまで見かけない商品になった気がします。
喫茶店やカフェに入るとき、なんとなく読書しつつゆっくりしたかったりもするので、溶けが気になるアイスの乗っている飲み物は頼まないというのも大きいと思います。
が、もう一度いいますが別に嫌いなわけではありません。むしろ好きです。
なぜ急にクリームソーダかというと、先日、「旅するクリームソーダ」という書籍を見かけたからです。
どんな本かというと、
ノスタルジックな写真で「旅×クリームソーダ」の記録を綴るフォトエッセイ。
著者はクリームソーダ職人で、旅先で出会った風景をイメージして、その土地の食べ物などをつかったクリームソーダを作って背景とともに写真をおさめています。そのクリームソーダのレシピも一緒に載っています。
とにかく写真がきれいできれいで……。旅もしたくなるし、クリームソーダもいただきたくなるそんな素敵な一冊でした。言葉じゃうまく説明ができませんが、本当に写真が素敵です。
しばらくは、好きな本を片手にクリームソーダのある喫茶店めぐりをしたいと思います。
黒い家
「悪の教典」や「青い炎」でおなじみのミステリー作家貴志祐介さんの「黒い家」を久々に読みました。
「黒い家」は1997年に第4回日本ホラー小説大賞受賞した作品で、わたしが一番最初に貴志祐介さんの本を手に取った一冊です。
はじめて読んだときは高校生の頃でした。おどろおどろしい表紙、タイトルロゴのその本に惹かれ、手に取ればそこそこの厚みがあったのでコスパもよさそうだなとか思いながら購入した記憶があります(笑)
てっきりホラー系なのかと思ったんですよ。(実際この作品は日本ホラー小説の大賞だし、レーベルも角川ホラー文庫だったと思います)タイトルから見て、いわくつきの家の話とかそんな感じなのかなって。
そしたら、幽霊なんか一切でてこないんですよ。でもめちゃくちゃ怖い!
ジャンルはホラーというより、サイコサスペンスものだと思うけど、サイコパスで人の心を持たないモンスターがでてくきて、登場人物や読み手を恐怖のどん底に容赦なく叩き落すのでこれはホラーだって納得させられる作品でした。
テーマは保険金殺人で、サイコパスな犯人はありがちな快楽殺人者とかではなく、妙に生々しい感じがします。日本でも保険金殺人は実際あるわけだし。
結構昔に書かれた作品なんですが、今読んでも全然古い感じがせず、臨場感たっぷりでドキドキしながら楽しめる一冊でした。
図書館司書
図書館で働く図書館司書さん。本に囲まれてお仕事できるのいいなあなんて思ったことがあります。
司書さんのお仕事は主に図書館内の本の管理、本の貸出や返却の受付などの利用者へのサービス。実は司書の資格がなくとも、図書館で働けるみたいなのですが、やはり図書館で働きたいという人は多いけど求人はあまり多くないので、司書の資格がある人のほうが採用は有利となります。必須ではないけど必須みたいな感じなんでしょうね。
では資格はどうやってとるかというと
・大学、短大、高等専門学校を卒業した人が司書講習を受講する
・大学、短大で司書養成科目の単位を修得し、卒業する
・通信制大学に入学して図書館司書資格が得られる科目を履修し、卒業する
特に試験があったりする訳では無いですが、社会人が働きながら司書の資格を取ろうとすると結構なハードルがありそうです。
また気になる年収も調べてみたら、平均年収は200万円台後半~350万程度とのこと。手取りだと月10万円くらいだとか……。
正社員ならボーナスも退職金もでるそうですが、大きな昇進なども見込めないことが多く、一人で自立していくにはなかなか厳しい条件ですね。
好きなことを職業にできるのが理想ですけど、現実は難しい……。今まで通り、図書館の利用者として図書館へ足を運ぼうと思います。
死刑にいたる病
小説も好きですが、映画も好きでよく見ます。先日、動画のサブスクでちょっと前にSNSで話題となった「死刑にいたる病」という映画を見ました。
ざっくりとした概要としては(ネタバレはありません)、家庭環境も実生活も思うようにいかない大学生、筧井雅也のもとに一通の手紙が届きます。
送り主は榛村大和です。榛村は雅也の地元でパン屋さんを経営する男で、街のひとからも評判の良い人でした。雅也も中学時代に榛村のパン屋のカフェに通い、とても良くしてもらっていたので恩義を感じていました。
しかし、この榛村には裏の顔がありました。いい人そうに見えた榛村は、実は17~18歳の男女を狙って、拉致監禁したのち拷問、殺害を二十数件も起こし、現在、死刑判決をされている凶悪犯でした。
榛村は面会にきた雅也に「最後の成人女性の殺人だけは冤罪だ、真犯人を見つけてほしい」とお願いをし、調査をはじめる雅也だったが……。
と、概要だけでも暗く重い設定ですが、役者さんの演技力や心理描写、思いがけない展開がありなかなか楽しめました。ネタバレになるので多くは語れませんが、見て損のない映画です。
ちなみにタイトルの「死刑にいたる病」は哲学者キェルケゴールの著書「死に至る病」からつけられているかと思いました。なお、キェルケゴールの「死に至る病」とは絶望、精神の死を意味します。
この映画を見るといろんな解釈ができそうです。
こちらの映画、原作小説とラストが違うようですし、榛村についての深掘りがあるようなので今度読んでみようと思います。
限定品
先日、限定ででたとある作家さんの限定サイン入りの本を買えなくて落ち込んでいるわたしです。冊数が少ないので、まあ買えないだろうなあとは思っていたけど、すぐに売り切れてしまったようでだめでした。
日本人はとくに「限定品」に弱いというのを聞いたことがあります。もちろんその作家さんが好きな人が買っていると思うし、わたしも好きだからこそほしかったのはあるんですけど、数量限定の特別感も多少ほしくなる要素の一つだったのかなと思います。希少価値というやつですね。
売上が普通の商品があったとして、そこに限定のデザインや味などの特別感を出し、個数制限をつけた瞬間に、即完売したケースもよくありますよね。そういうのに乗っかるのはなと思う反面、飛びついてしまう人の気持ちも大いに理解できます。
一節によると、日本人が限定品に弱いのは、日本には四季がはっきりあるからだと言われています。季節ごとに「旬」があって、その旬を楽しみ、こだわることがあるかららしいです。
あとは日本は国土が小さく、自然災害が多いため、常に危機意識があるんだとか。なので、限定を逃せば次はない!と思う気持ちが働き限定品に惹かれるとのことです。
うーん…妙に納得。
やっぱり買えなかった本、余計欲しくなっています(笑)かと言って転売品を買う気にはならないんですよね。
今回は諦めるしかないか…。
ジェンダーレストイレ
最近なにかと話題ですよね、「ジェンダーレストイレ」。賛否両論で、SNSやニュースサイトのコメントなどで様々な議論がなされています。
みなさんはどう思いますかね?
わたしははじめ、差別をなくしてなるべくフラットになるのならいいのかなとも思っていましたが……。
最近出来上がった歌舞伎町タワーのジェンダーレストイレが大いに盛り上がっており、それについてのいろんな意見を読んでいるうちに、やっぱり女性専用トイレをなくすというのはどうなんだろうと思うようになりました。
というのも、思ったより日本は盗撮が多く、性別問わずトイレを使えるということはそういった犯罪が増える可能性が大いにあると思います。
すでに女性向けトイレにですら盗撮用カメラが多く設置されているという被害報告もあるし、今はスマホのカメラで簡単に写真や動画が撮影できるため、駅などの階段やエスカレーターでの盗撮も跡を絶ちません。また、夜などの人気のない時間帯に個室に引きずり込まれるというリスクもあるようで……。
もちろんすべての男性がそうだとは思っていませんが、一部の悪い人がいるかぎりやはり女性専用のトイレはあってほしいかなと。ジェンダーレストイレ自体は反対ではないです。女性用トイレをなくすことに疑問があります。
トイレと読書は周りを気にしないで落ち着ける時間であってほしいですね。
おばさん構文
「おじさん構文」というものをよく目します。
「ヤッホー!元気してるカナ」とか「ナンチャッテ」とかやたら自分語りが長めだったり、うっすら下心が混じってたりするやつです。
一部では人気でおじさん構文ジェネレーターやbotなんかもあるようです。
最近、「おばさん構文」という言葉も見かけました。おじさん構文はなんとなくどういうものかはわかってるつもりですが、おばさん構文って一体どんなのだろうと思って調べてみました。当てはまったら嫌だなあなんて(笑)
・同じ絵文字を何個も重ねて使う
・伸ばす棒を「ー」ではなく「~」を使う
・文頭に「あら」「あらら」「あら~」などを使う
・語尾が「○○だわ」「○○よん」「○○かしら」「!!」「!?」
・「ぁぃぅぇぉ」が小文字のことが多い
・三点リーダーを使うタイミングがおかしい
・若者を気遣う内容が多い
おじさん構文との共通点としては
・一文が長い
・句読点がやたら多い
・やたら自分語り
なるほどね、と思いました。わたしも何個か当てはまっていて、気をつけないといけない(笑)
けどこれらの特徴を入れることにより、小説でおばさんやおじさんのキャラクターの会話部分がよりリアルにかけそうだなと思いました。
逆夢
みなさんは、見ていた夢を覚えていますか?わたしはあんまり夢を覚えていることができません。起きた時点で覚えてないことも多いですし、寝起きだけなんとなくこんな夢みてたなあっていうことを覚えていても、少ししたらあれ?どんな夢見てたっけと思い出せないことが多いです。
夢って夢占いの本が出てるくらい、見ている夢に意味があるようです。だから夢を覚えていたいんですけど…なかなかできません。なので、起きた時点で見た夢を覚えていて、かつ気になる感じの夢だった場合は、すぐに調べるようにしました。今は本で調べなくてもネットで夢の内容を調べるとすぐに、そういったサイトがヒットしますし。
最近気になる夢は…自分が死ぬ夢でした…。もうほんと気分が最悪で悪夢って感じで…。これはなにか嫌なことが起きるのかもと思って、恐る恐る調べたところ、成長やステップアップなど良い意味があるようででホッとしました。死=終わりですが、終わりがあるということは始まりがあるということらしいです。
こういう悪い夢だけど現実にはポジティブな意味合いがあったり、逆に幸せな夢だったけど現実的にはネガティブな意味合いがある夢のことを逆夢(さかゆめ)というみたいです。逆夢で調べるとよくあるのが恋人と喧嘩する夢は恋人とうまく言っている意味にあたる、試験などに落ちる夢は合格する確率が上がるなどがあるようです。
夢を覚えているのが苦手ですが、いやな夢に限ってよく覚えていて、暗い気持ちになることもありますがこういう逆夢みたいなケースもあるから気にしないようにしたいと思います。