心が疲れた時やなんだか不調な時に救ってくれる本があったら嬉しいですよね。友人や知人には「疲れた」とか「なんだか気持ちが浮かない」なんてことはあまり言いたくないものです。特別な理由などないことも多く、誰かに相談するとまでもいかない感じです。
先日、見かけたのは女子を救ってくれそうな本でした。たとえば、好きな歌詞が自分の心にすごく響いて、その歌を聴くと涙が出て来るなんてことがあるように、その本は、心にドンピシャと響く言葉で溢れているんです。それも、あえて全部ひらがなで書いてあるから、すごく優しい印象を与えてくれるのです。ふわっと包み込んでくれるようです。
誰かに声をかけてもらわなくても、それを読んだら心が少し軽くなって、ゆっくりと自分で自分を立ち上がらせることができそうなんです。
中には、『鋭い』と思うような指摘もあったりするから優しいばかりでなく、ちゃんと気づかせられることもあります。本当は自分でわかっていることでも、言葉にする勇気がなかったり、認める勇気がなかったり。そんなときにも背中を押してくれる一冊です。
心が晴れないときの処方箋としては最高の本です。お守り代わりに持っていたら、絶対に助けてくれそうです。こんな本に出会えたのは久しぶり。そのことだけでも、幸せが舞い降りた気分になれるから不思議です。